実践の機会が来たような気がします。
この話題を知って思い出したのは、2020年11月に行った「対話する哲学教室」【②嘘をつくのは、いつも悪いことか】。
かなりとんちんかんかもしれませんが、私は、チーム「カント」と「ベンサム&ミル」の二つの視点に似た対立があるように思いました。
善悪は結果によって決まる「結果説」
善悪は行為によって決まる「規則説」
ちなみに私の理解では出来事の概要は現段階では以下のとおり。
「朝日・毎日新聞が、ワクチン大規模センターの予約システムに、架空情報を用いて予約をしたら出来てしまった、システムの修正が必要であると提言した。」
架空情報を用いて予約を実際にしてしまった行為そのものは、常に正しいとは言いづらい。とはいえ、世間のフェイクに対するには、「規則説」ではちょっと心配。
哲学対話当日のメモを見ると、最大多数の最大幸福(功利主義)の所に「法律グダグダ時代」と書き込みがしてある。松川さんならではの補足があったのを思い出す。
さあ、ここからは、自分で考えてみましょう。
哲学対話をやってたおかげで、こういう道をたどれることに元気が出ます。