ヨノナカ実習室 実習予告と記録

調理実習や木工実習のように、対話や表現や交流の実習を行う場所「ヨノナカ実習室」の、実習予定や記録をお知らせするページです

魚っ猪おどろきの宝は足元にある備前市について勝手に真剣に考えてみた!9/15★パブコメ報告

パブコメ大喜利、今回は大きく2題やりました!

 

大喜利 その壱 「利害関係をこねくりまわす」

「隣の家の晩御飯に、ちょっと御意見を言っちゃうこと、どう思う?」
隠れテーマは「他の町の人が、自分の町のことに意見を言ってくること、どう思う?」

 

・「お隣が、ウナギの日には、ウナギの匂いで御飯一杯食べるでしょ」
 地面は繋がっている!

 

・「絶対自分では作らないものを作ることになってしまったが、これが意外においしかったりする」
 自分たちだからこそわかること、よその視点だからわかることがある。

 

・「部外者が意見を言ってくるんじゃねーよ」対策は・・・

 ズバリ「いい意見を出す!」

 

オススメしてくれた人には「美味しかったわー」とお伝えする、ことしかできない。意見を言ってくれた本人は、その美味しいものを食べられない。

だから、SNSに投稿しちゃう」。意見をいった人は見てないかもしれないけど。

 

 


ということで、部外者?関係者?の境界をまたいだ形で「利害関係」をこねくり回してみました。
大喜利の中でも、ちょびっとずつ視点が違うことがわかります。パブコメで大切な「見落としてる視点を見つける」ことに繋がるので、自分が直接関わらない地域のパブコメも、ナイスな意見を皆で考えることは何かの役に立つにちがいない、と意を強くしました。

 

というのも、この期のパブコメはこちら。f:id:yononaka-jsh:20210923224629j:plain

多数決ではないとはいえ、が気になります。

隣の家の晩ご飯を、ちょっと気にしてみたりしてみようかなあ。

 

 

さて、この日に募集があった県内のパブコメはこちら。

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★ムーブメントを感じるシリーズ

「無電柱化」

「教育大綱の筆文字」

「地域に引き留める過疎化対策」

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「無」電柱化がテーマのフォトコンテスト

「無」がテーマという斬新さです。

 

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教育大綱は、行政の長が策定(教育委員会ではなく)

なぜか下調べの時に、筆文字に出くわすことが多かったのが印象的でした。

参加者の方からは、先生のやることが増えたり、バランスを取るのが苦手な生徒が困ることが増えたりすることを心配する声がありました。

 

大喜利 その弐 

備前市教育大綱の表紙コピー」

こんなすてきなものがあるのねという驚きのあるまち

 

・「わたしが備前市をつくる」 という子ども達をつくる

 

・「みんな市長」

 

・「魚っ猪おどろきの町」 *魚(うぉ) 猪(と)

 

・「宝は足元にある」

 

・「備前焼をもっと身近にしたい」

 

あんなに限られた時間で、皆さん一所懸命考えておられたのが印象的でした。そして御覧の通りの素敵な案が!!捻り出されたアイデア創出の経緯をご紹介。

 

 

★色々なコメント

『地域問題』備前市+α

・地元から出ていくからといって、その地元が嫌いというわけではないと思う。


・「地域に根差す」ということを強調しがちだと感じる。「岡山発のココシャネル」がいてもいい。ずっとそこにとどまる必要はない。


・子どもだけでなく、大人になってからこそ、どこで生きていきたいか選んで良い、と言われたい。

 

・ストレスや負担が少ない転校ができたらなあ。


・地元を離れることに対してのネガティブさを感じた。人が入ってくる岡山市の頑張りは何だろう。


備前市が好き。行政発信の教育大綱と過疎対策を比べ読みすると、過疎対策には教育のことが全然書いていない。

 

・やはり「海と備前焼」か。備前焼の店には入りにくい、目玉になる?備前焼の格式を大切にしているから?

 

備前市は美味しいものがいっぱいある。備前市には「生きた教材がたくさんある」からもったいないなと思う。備前焼も庶民の器じゃないわって思ったらもったいない。

 

・町全体が学校になるような企画はどうか。島根県隠岐の島は島全体が学校。素材を生かして島留学をしたりしている(が、地域を生かしているというより、都会モデルの実施をしている印象)。備前市なら生きた教材があると思う。

 

・あるべき姿を示しすぎず、もっと現実的なことを。何に力を入れるか、定まっていない感じがした。

 

・実感として施設が足りてるのに「道の駅作る」とは、、、。今あるもの大切にしようよって思う。

 

・「ビゼンさんちの畑のトマト立派なのに、なんで晩御飯に使わないの?って感じ」

 

・図書館思い切ったことをしてみては??全ての図書をデジタル化するとか。町じゅうが図書館ってのは、いいなあ。備前市は蔵書の数が少ない印象だが、図書の充実が求められているかどうかは不明。小学生・中学生が行ける近さにない。図書の充実ではなく、他のところに焦点を当てたらどうか。読み聞かせとかのコンテンツを挙げているところが面白い。

 


『お風呂問題』

実は気になることもあり。小さな老舗の銭湯、タトゥのこと、混浴年齢の話題、コロナの影響、なんでこの話題がパブコメに????などなど

 

『無電柱化』

・「景観と防災」のことを書いているけど。本当はなんのためにやるの?真備の復興?美観地区?

・多額のお金、とても気になる。電力会社の役員報酬が高すぎるという記事も見かけた。防災といえばなんでも通ると思うと怖い。

・電力をまだまだ送るのか。ちょっと前は「省エネ」を推奨していたけど、今は電力を大量生産するための段取りを探しているように感じる。無電柱化、マイクログリッド、オフグリッド、、、、私たちの生活に大きく関わっている気がする。

 

パブコメ

パブコメにかける基準って何なんだろう?

 

岡山市内の運動公園遊歩道。木のチップが敷いてあって歩くのにちょうど良かったけど、劣化したとのことで工事をしたら、全部アスファルトになってしまった。こういうことをパブコメで聞いてほしいなと思った。金額が関わっているのかな。

 

パブコメがどうゆうものなのか、イメージができてよかった。隣のひとの晩御飯に口を出すが面白かった。自分がコメントをすることの意味を考えた。

 

次回は、10月16日(土)19:00~20:30!

www.npokayama.org

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