ヨノナカ実習室 実習予告と記録

調理実習や木工実習のように、対話や表現や交流の実習を行う場所「ヨノナカ実習室」の、実習予定や記録をお知らせするページです

「パブコメって何なんよぉ」地味に継続中!速報01/12

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シーズン2が、始まりました。

シーズン1で得た柱は

「いっちょかみ」

「良い子ぶらない」

「楽しくやる」

私たちは専門家ではなく、一市民。

専門家と市民は、対等です。

そこは、ゆずらないのです。

 

不器用だけど、編み物が好きで

褒められたことはないけれど、絵を描くことは面白い

リレーではいつも抜かされていたけど、運動も楽しい

喧嘩をするけど、友達と話す時間はかけがえがないし

貢献しているわけじゃないけど、地域が嫌なわけじゃない

資格も経験もないけど、困ってる人がいたら力になりたい

困ってる人がいるのは知ってるけど、自分の人生も大切にしたい

 

自分の住む自治体にコメントを提出する

やろうとしていることは、シンプルです

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今回は取材がありました!

今回は8人で

「協働推進」「人権教育」をチェックしました

第2次岡山市協働推進計画(素案)へのご意見募集(パブリックコメント)について | 岡山市 (city.okayama.jp)

 

岡山市人権教育及び人権啓発に関する基本計画(素案)へのご意見募集(パブリックコメント)について | 岡山市 (city.okayama.jp)

 

【協働推進】

・地域活動に「多くの人が」参加すべき、、、モヤモヤ

・地域活動って何?
若い人たちが地域に関心がない。コロナで地域行事や運動会もなくなり、繋がりが薄れつつある。過疎化。担い手をどう育んでいくか

・まずは子どもたち。お年寄りの知恵を子ども達に伝えて、地域のことを考えて、大きくなって地域に戻って来れるようなまちづくりを。

・地域の中に参加しやすくなる「助けられ上手」を育てる仕組みを!

岡山市市民意識調査とか、アンケート、取られたことないなあ。誰に聞いたのかな。

・グラフの表示スタイルによって、情報の見え方が変わる。 

・達成度の評価指標があるのがいい。だから第二次ではここを強化する、ここは達成、と書いてあるとわかりやすい。

・自分が暮らしてきた地域の感じでいうと、一人の人がたくさんの役をやっているからこんな感じになるんじゃないかなと思った。ひとりの人がずっと委員をしていることを聞いていた。本人はやりたいのかやめられないのかわからないが、複雑な思いがあった。(p.9のグラフ)

 

【人権教育】

・コロナ、アイヌの項目があるのがよいと思う。

・なんせ読みやすい!わかってもらおうというのがよく伝わってきた。わかりやすい要因は、具体的な課題への取組ということもあるが、項目が具体的でわかりやすい。わかりやすいということで、全体的な話になりやすいので、具体的施策が抜けていないかをチェックして抜けていたらそこが指摘できるかなと思った。

・ 岡山市「paypay」の取組も納得いかない。平等ではない。公平な具体的施策を。

・「そもそも人権とは何か」が書かれていない。

 

 

【幅広く】

・協働推進の方がデータが多いなと思った。人権の方はデータがない。抽象度の高い幅の広い話から入っていた。岡山という市域特有のものは多くはなかった。岡山市ならではのデータが多いのは岡山NPOセンターがかかわっているからこそ。

 ・人権と協働をセットでするのはおもしろいなと思う。人権は個人ベースだけど、協働はどういう仕組みがあると人々が動きやすいかを考えられる。

 

【公助】

・市民活動・NPOを応援している共助を促しているが、一方で公助が衰退しちゃっている現状もあり、その現実を市民として知っておいてもらうほうがいいんじゃないか。

・お金がなくなっているから、という話もあったが、お金がないから人の力で(善意で)解決しようというのは,疑問パブコメの学習会のような場にこそ市はお金を出して、行政に関心が高まる場を応援するべき。

 

パブコメについて】

パブコメを書いてもらおうと思っても、そもそもパブコメ何?の説明が必要。

行政側に、パブコメなんか聞くつもりがないような印象がある。

・業務としてのパブコメだと、「いっちょかみ」「楽しくやる」すっかり忘れていた。読める文書をどう書けばいいか。例えば、去年と比較した現状をHPで調べ、文章をつくり、修正したりする作業なので、楽しんでいる余裕がない。根拠を明示することで、説得力にはつながるが、市民の意見を求められているにもかかわらず根拠が不可欠というジレンマ

 ・国と地方のパブコメは成り立ちが違うらしい。外圧で規制緩和を求められた国のパブコメと、市民の意見を聞こうという市町村レベルのパブコメではハードルの高さが違う。
・省庁によって対応の速さが違う。実際の法案や省令に反映されるかどうかはともかく、すぐに意見聞きに来てくれる省庁もあれば、そうじゃないところもある。

 ・ALPS処理水に挑戦したが、高い壁に近づくこともできなかった。汚染水とういのはこういうものなんだという勉強にはなった。具体案までは、ひとりではとても考えられない。国の政治に関心を持ったところは自分で評価できるかなと思った。

・京都の対話型パブコメについて、京都市が歓迎しているのが意外パブコメ募集していても、スケジュールを見ると、計画へ反映させることを前提としていないとか、説明会も急に決めて1回だけとか。「意見聞く気ないんでしょ」というのが市民の声京都市あぁ聞きたいと思っているのかぁ…えぇ~…ふう~ん、、、

 ・岡山市のパートナーシップ制度も、こういう意見を出したら、ここがかわったよ、という事例は希望がもてると思った。

パブコメ使いこなせる力を、市民が持つようになるのがいい。

パブコメを書く講座をしようものなら、市から目をつけられるんじゃないかとすら思っていた。

京都市役所がそう思っているなら、京都の普及協会などと協力して一緒にやるのもいいなと思った。

「クレーム」と受け取られがちな意見を、提案に翻訳することに希望を感じる。感情をぶつけるように思われるものを、具体的に要望や対応可能な形に翻訳するなら、そういう専門性とも言える。それなら行政も「これはいいものだ」となるのでは。

・抽象的に「~すべきだ」と書くより、具体的な質問がいい。説明せざるを得ない質問形式はリアクションも明確なはず。数の大小の指摘など。例)あと何回計画していますか?いつですか?ゼロであるべきでは?市民一人あたり〇〇回では足りない。とか

    

【重要な観点】

パブコメの前」の段階に市民が関わる方法も大切。

・陳情や署名を受け取る、議員の人は私たちの代表なので、それは本来の仕事。

・市に目を付けられるんじゃないかというのは、ちょっと思った。県にパブコメ出した時に、実名書いて、住所と書くと、潰されたりしないかとか思って出したが、今のところ大丈夫。海外や中国などはちょっと意見言っただけで逮捕されたりするから、国がバランスを崩すとそういうことにならないとも言い切れない。そんなこと考えていたら、パブコメ出せないよなぁと思う。そらハードル高いわ、と思った。

 

シーズン2のスタートも、イイ感じ

次は、1月25日(月)19時~です

www.npokayama.org

 

今回の「協働推進」「人権教育」のスピンオフは、

1月17日・18日のどこかで

詳細は、ヨノナカ実習室(担当:スミ)までお問合せください

Mail:wassignol.297@gmail.com

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